ロボカップジュニア2025千葉ノード大会
2017年以降、テディスとして毎年参加を続けているロボコン「ロボカップジュニア」。
ロボカップジュニアは世界大会までつながっている国際的なロボットコンテストです。その最初となる千葉ノード大会が11月24日(日)に千葉市子ども交流館が行われ、テディスとしてはレスキューライン競技と非公式の千葉ノードオリジナルのライントレース競技に参加してきました。
年は教室として思うような結果につなげることはできませんでしたが、参加者全員が大会への参加を楽しめたようで何よりでした。これまで好成績を残してきたテディスの生徒たちも参加1年目は、思うような結果を出せず、その悔しさをバネに翌年以降、好成績を収めてきました。結果がすべてではありませんが、諦めずに学び続けることが何ごとも大切です。各々の目標に向かって、引き続き頑張っていきましょう。
21世紀では、「答えのない課題に対して、周囲と協力しながら問題解決できる人材」が求められるようになっています。そして、分野を問わず大きな成果を成し遂げた人に共通しているのが、「やり抜く力」、すなわち「情熱」と「粘り強さ」を持っていることです。
実は、ロボットコンテストへ向けた活動には、こうした21世紀に求められる力を伸ばす要素が多く含まれています。テディスでは、ロボット制作のスキルや問題解決力だけでなく、チームワーク、最後まで諦めない粘り強さなど、ロボット・プログラミング学習の成果を発揮する場として、ロボットコンテストにも積極的に出場し、子どもたちの自信やモチベーションアップにつなげています。
レスキューライン
ワールドクラス(旧ワールドリーグ)へは、テディスからは高校生二人組1チームのみのエントリーでした。昨年は前日にインフルエンザに感染していることが判明して参加を見送り、その前の年は受験生のため不参加でしたので、2年ぶりの参加となるチームです。小学生の頃から同じクラスで活動してきた仲良し2人組です。来年は大学受験ですので、今年がロボカップジュニア最後の年になりますので、悔いのないよう頑張ってほしいものです。
チャレンジクラス(旧日本リーグ)には、小学生、中学生の2チームがエントリーしました。今年の千葉ノード大会参加チームで唯一の小学生でした。もちろんレスキュー競技にははじめての挑戦です。中学生チームは昨年の悔しさをバネに1年間頑張ってきました。昨年より、ハードウェアも改良され、ソフト面もスキルが向上して、様々な状況に対応でき確実性を向上させています。
ライントレース競技
ライントレース競技は、レスキューライン(チャレンジクラス)に参加する前段階の初級者向けの競技です。テディスからは中学生チームが参加。中学になってからテディスでロボット、プログラミングを学び始め、今回はじめてのロボコン参加となります。集合時はかなり緊張している様子でしたが、最後まで必死に調整していました。
結果
レスキューラインワールドクラスは優勝となりました。レスキューラインチャレンジクラスは準優勝と3位となりました。ちなみにチャレンジクラスの優勝チームは2回の走行ともに満点と素晴らしい結果でした。
昨年、様々な理由で悔しい想いをしたチームも今年は見事に入賞でき、結果につなったことはよいことです。1月の関東ブロック大会まで約1か月、今回うまく行ったこと/うまく行かなかったことをしっかりと整理して、一つ一つ丁寧に取り組み、より良いロボットにできるよう頑張りましょう。
なお、私(ワタナベ)は今年も運営副委員長として参加し、会場準備&片付けなど終日スタッフとして運園医携わりました。年々ルールが難しくなっていく中、主体的に考え、試行錯誤してロボットを作り上げていくことは簡単なことではありません。ロボコンあるあるですが、なぜか当日に限って様々なトラブルが発生します。予期せぬトラブルに対応するためには、日ごろから自分で考える、憶えるのではなく概念を学ぶことを大切です。そのために、主体的に学ぶ姿勢・マインド、試行錯誤して学ぶ学び方を身につけることができるよう、引き続き、子どもたちの主体的な学びの場をつくっていきたいと思います。