
ロボカップジュニア2021千葉ノード大会

2021年11月15日(土)、ロボカップジュニア千葉ノード大会にテディスの生徒が出場しました。今年は新型コロナウイルス感染対策のため、無観客・人数制限・時間帯別開催といった大幅な運営変更のもとでの実施でした。
会場に入れるのは、選手・スタッフ・メンターのみ。競技は例年2回のチャレンジ機会がありましたが、今年は一発勝負の1回のみという緊張感のあるルールとなりました。
今年のルール変更点(レスキュー日本リーグ)
今年のレスキュー競技では、いくつかのルール改定が行われました:
- 交差点の廃止
- 被災者がボールから“人型シール”へ変更
- 年齢制限が「中学生以下」に統一
これらの変更により、初参加の選手にとっては少し取り組みやすくなった部分もありますが、それでも自律制御ロボットによる競技はハードルが高く、試行錯誤の連続です。
大会当日の様子
例年より参加者が少なかった分、やや静かな雰囲気。しかしその分、集中しやすい環境でもありました。
テディスの生徒たちも、会場の床素材や照明の違いに苦戦。想定通りに動かないロボットに対して、現場で自分たちで原因を探し、対応策を考える姿勢が見られました。
私たちは、普段の授業でも「教え込む」ことはせず、自分の力で問題を解決する経験を重視しています。今回も、選手自身が時間内に調整を終えることができ、何とか無事に競技へ挑むことができました。
結果とこれから
そして、見事「レスキュー日本リーグ」で優勝!
日頃の積み重ねが結果として実を結びました。
とはいえ、うまくいったこと・うまくいかなかったことをしっかり整理し、振り返って次へ活かすことが何よりも大切です。やりっぱなしにせず、自分の言葉で「なぜそうなったか」を語れるようにしていきましょう。
1月には関東ブロック大会が予定されていますが、感染状況の変化もあり、実施形態がどうなるかはまだ不透明です。どんな形になっても、自分で考えて動ける力を磨いていきましょう。

