ブロック・ビルダーⅡ
野生動物園を舞台に起こる様々な問題をテーマとして、創造力(想像力)・表現力豊かに、初歩の問題解決アクティビティに取り組みます。
テーマに沿って遊ぶ(学ぶ)ことに慣れながら、ブロックを使ってイメージを形にして問題を解決し、問題解決力と空間認識力を伸ばします。また、まねっこ遊びで観察する力や制作スキルを高めて、より自分のアイデアをブロックを使って表現できるようにします。
『問題を発見する => 解決策を考える => 解決策を実行する(ブロックで制作) => 解決できたかを検証する』という問題解決のステップを繰り返し体験し、子どもたちが、無理なく楽しみながら問題解決力を伸ばすことができるように工夫しています。年度後半では、制作条件や場面設定が少し複雑になり、飼育員/来園者/動物など、問題を異なった視点で多面的にとらえることに挑戦します。
また、名作絵本の世界をブロックで再現し、創造力(想像力)や表現力を高めたり、「恐竜」や「働く車」など、子どもたちの興味・関心を刺激するアクティビティ、ドライバーで固定する特殊教材「テックマシーン」を使用する問題解決アクティビティを取り入れ、子どもたちが楽しみながら学べるようになっています。
野生動物園のシロクマにとって、夏はとても苦しい季節です。寒いところに住むシロクマには、太陽の強い日差しには耐えられません。
日差しを避けて涼しくなるための何かを考えてデザインし、囲いの中に制作します。囲いの中と外に氷を置き、ライトを太陽代わりに数分間当て続けて、制作したもので本当に涼しくなったかを実験・検証します。
「はたらく車」をテーマに絵本を読みながら、それぞれの車の「仕事」の目的、役割について考え、その仕事を行うのに必要な機能を備えた車を制作します。
荷物をたくさん運ぶ仕事をするトラックをまねっこで作り、荷物が落ちないようにしっかりとした構造を講師と一緒に考え、より多くの荷物を運ぶための工夫を加えていきます。
ブロック・ビルダーⅢ
身近にある様々な構造物に注目して、『バランスと丈夫な構造』と『目的に適した形』について、制作したモデルでの遊び(実験)を通して学びます。
はじめに、カードを見てモデルを制作します。次に、制作したモデルで遊びながら基礎構造を理解し、課題に沿って改造を加えます。カードをよく見て制作することで観察力を養い、試行錯誤しながらモデルを改造することで基礎構造の理解を深めるとともに、創造性を伸ばします。また、身近にある構造物をテーマに学ぶことで、身の回りにあるものへの興味や関心が高まります。
問題解決アクティビティでは、学んだ知識を使って試行錯誤を繰り返して成功体験を積み重ねます。幼少期の試行錯誤しながらの成功体験は、チャレンジ精神や粘り強さを養います。
また、数の概念、平面図形、分類と選別などの要素を自分の手と頭を使って楽しく学ぶ「アーリーマス」や、プログラミングt系思考にも挑戦します。
支える足の部分がV字型になっている橋のモデルをカードを見ながら制作します。カードは一部が隠されているので、見えない部分を想像しながら作らなくてはなりません。見えない部分がどんな構造になっているのか、これまでの学習を生かして想像して組み立てます。完成したモデルの形の特徴を確認し強度の実験した後、お友だちのV字型の橋とつなげて、美しい構造の橋作りを体験します。
大きさと空間を目で見て数を予想する、見積もりゲームを行います。モデルのトラックの荷台に色々な大きさの荷物がどれだけ入るか、見積もってから実験して確認します。荷物は基本ブロックの2倍の大きさのものもあれば、半分の厚さもあります。また、色々な大きさのブロックを組み合わせて指定された大きさの荷物を作ります。
授業回数・時間、費用等
BBⅡ | BBⅢ | |
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対象 | 幼稚園年中児 | 幼稚園年長児 |
定員 | 1クラス5名まで | |
授業回数 時間 |
44回/年 1回50分 |
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費用(税別) | 月 謝:9,000円 教材費:3,000円/半年 その他、入会時に入会金(10,000円)が必要です。 |
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主教材 | レゴエデュケーション アーリーストラクチャー (廃盤品のため、レンタルとなります) |