
「テディス」の名前の由来とは?

「失敗」は、成長のチャンス。——教室名に込めた、私たちの願い。
「子どもには、自分で考える力を育んでほしい」
「目の前の壁にも逃げずにチャレンジできる子になってほしい」
「最後までやり抜く強さを身につけてほしい」
私たちテディスに通ってくださる保護者の多くが、そうした願いをお持ちです。
けれど現実には、「失敗を恐れて動けない」「正解を探すことに慣れてしまっている」――そんな姿に不安を感じることもあるのではないでしょうか。
だからこそ、私たちは「テディス(TEDIS)」という教室名に、**“試行錯誤”と“発見”**という2つのキーワードを込めました。少し意外に思われるかもしれませんが、あえて「エラー=失敗」を学びの出発点と考えることで、子どもたちが本当の意味で自分らしく、主体的に学べる力を育てたいと願っているからです。
ここでは、その教室名に込めた想いと、私たちが大切にしている教育観についてお伝えします。
テディス(TEDIS)という名前に込めた想い
「テディス(TEDIS)」という教室名は、私たちの教育理念を象徴する造語です。
その語源は、以下の2つの英単語にあります。
Trial & Error(試行錯誤)
Discovery(発見)
正直なところ、「ERROR(エラー)」という言葉をスクール名に含めることには迷いもありました。一般的には「エラー=失敗=悪いこと」と捉えられがちだからです。ですが、私たちはあえてその言葉を取り入れました。なぜなら、本当の学びは失敗の中にこそあると考えているからです。
失敗を恐れて、自分にできることだけを繰り返していては、新しい知識やスキルを身につけることはできません。チャレンジの先にこそ、成長や発見がある――それが私たちの信念です。
「成功か失敗か」で物事を単純に評価するのではなく、たとえうまくいかなかったとしても、その結果を受け止め、原因をふり返り、改善を試みる。そのプロセスを通して得られる学びは、一度きりの成功以上に深く、子どもたちの中に確かな力として蓄積されていきます。
失敗しても、立ち止まらずにもう一度やってみる。新たな課題にぶつかったら、また考え直して工夫する。――こうした**試行錯誤の繰り返しこそが、「自分の力で気づき、発見し、学ぶ力」**を育みます。
受け身で覚える知識とは異なり、試行錯誤を通じて得た経験は、子どもたちの中にしっかりと根付き、応用可能な知識・スキルとして定着していきます。
テディスでは、このようなプロセスを通じて、最終的に**「できた!」という成功体験**につなげていきます。繰り返し挑戦し、乗り越えた先の成功体験は、自信を生み出し、「やればできる!」という達成感へとつながります。そしてその積み重ねが、「自分でやり遂げる力」や「新しいことへのチャレンジ精神」を育んでいくのです。
私たちは、子どもたち一人ひとりが自ら考え、試行錯誤しながら学んでいくプロセスこそが、最も大切な学びの核であると考えています。
