ロボットプログラミングを通した子どもたちの成長

ロボットプログラミングを通して育つ「思考力」と「主体性」

テディスのロボット・サイエンスコースでは、4年間にわたるカリキュラム（ベーシックⅠ・Ⅱ、アドバンスⅠ・Ⅱ）と、その先のマスターコースを通じて、子どもたちの論理的思考力、問題解決力、主体性を育てていきます。

答えが一つではない課題に挑戦する日々

テディスの課題は、あえて「正解が一つではない」ように設計されています。
たとえば、最初に学ぶモーター制御のチャレンジ課題では、決められたルートを通るのではなく、複数の戦略・ルートから自分で考えて選ぶことが求められます。

プログラムはゼロから自作し、ロボット機体も自分で設計。答えは一人ひとり違って当然です。だからこそ、試行錯誤を通して「なぜ失敗したのか」「もっと良くするには？」と思考を深める力が育ちます。

生徒のアイデアや選んだ方法を尊重するため、講師にはプログラミングの知識だけでなく、個々に合わせた指導スキルも求められます。

チームで考え、個性あふれるロボットをつくる

ステップが進むにつれ、「見本通り」では通用しなくなります。クラス全体で目的や課題について話し合ったうえで、それぞれが自分だけのロボットを作り上げる。そこには、唯一無二の発想や創造力があふれています。

ロボコンへの挑戦も、成長の一部

希望者は、ロボットコンテスト（ロボコン）にも挑戦します。とはいえ、目標は生徒によってさまざまです。

• 勝利にこだわる生徒
• オリジナルな方法にこだわる生徒
• ロボコンでの交流を楽しみにする生徒

どんな目的でも構いません。大切なのは、子ども自身が「やってみたい」と感じ、行動することです。

「学び方」を身につけることが、何より大切

私たちが本当に届けたいのは、プログラミングの知識だけではありません。
ロボコンの上位入賞も目標ではありません。

ロボット制作・プログラミングを通じて、「正解がない問題にどう立ち向かうか」「どうすればよりよい方法に近づけるか」を自分で考え抜く力と、学び続ける姿勢を育ててほしいと考えています。

これは、変化の激しいこれからの社会を生きるうえで、最も必要とされる力です。

テディスを卒業した子どもたちが、「自分のアイデアでロボットをつくったあの経験が、自信になった」と思ってくれることが、私たちにとって最大の喜びです。