
問題は見方(切り口)によって変わる

論理的思考力の土台には、「情報の整理と分類」が欠かせません。今回は、問題を発見する際に重要となる「切り口の違い」に着目し、情報の捉え方がどう変わるのかを見ていきましょう。
千葉市の小中学生向けロボットプロ…


なぜ今「論理的思考力」と「問題解決力」が子どもに必要なのか?
なぜ今の時代に論理的思考力・問題解決力が求められるのか?ロボットやプログラミング学習を通じてその力を育む方法を解説します。
千葉市の小中学生向けロボットプロ…


論理的思考力に基づいた問題解決のステップ ~ 必要な考え方 | 千葉市の小中学生向けロボットプログラミン…
子どもの論理的思考力と問題解決力を育てる4ステップをレゴ授業で解説。自分で考える力を伸ばす秘訣とは?
いくつの切り口を思いつくことができますか?
以下のワードをどのように整理できますか?

切り口と分類・整理の例
いくつの切り口を想いつきましたか?
- 「機能・使い方(切る/敷く/測る)」
- 「置き場所(台所/洗面所/書斎)」
- 「文字の種類(ひらがな/カタカナ/感じ)」
- 「素材(プラスチック/金属・繊維)」
など、様々な切り口で分類・整理できるはずです。
目的に応じて切り口は異なり、見え方も違ってくる
引っ越しのために分類・整理するのであれば、「置き場所」で分類するのが良いでしょう。また、ゴミ出しの分別が目的であるなら「素材」となるでしょう。
テディスでの実践:視点を変える思考活動
テディスの年中児向けクラス「ブロック・ビルダーⅡ」では、レゴで作る野生動物園を舞台に、動物や来園者、飼育員などさまざまな立場から問題を発見・解決していきます。
授業の初期段階では「動物の視点」で考えさせますが、慣れてきたら「来園者」や「飼育員」の視点も追加し、多面的な思考力を養います。
多様な視点が共感力と創造力を育てる
「どうしたらいいか?」だけでなく、「誰のために?」「どんな立場で?」と問いかけることで、子どもたちの共感力や柔軟な思考力も養われていきます。これは、今後ますます求められる「21世紀型スキル」にもつながる大切な力です。
