
探究心を育てる学びとは?──テディスが大切にする“自分で考える力”

「なんで?」から始まる学びの芽
「なんで空は青いの?」「このロボット、なんで動かないんだろう?」
子どもたちの口からこぼれる“なんで?”というつぶやき。実はこれこそが、学びの原点です。
テディスでは、そうした何気ない疑問=好奇心をとても大切にしています。そして、それを一時的な関心で終わらせず、探究心へと育てていくことを、私たちは目指しています。
このページでは、好奇心と探究心の違い、そしてテディスが大切にしている“自分で考える力”の育て方についてご紹介します。
好奇心と探究心のちがいとつながり
好奇心は、「おもしろそう」「なんか気になる」という感情が先に立つ、もっとも自然な“学びの入口”です。一方で、探究心は「その理由を知りたい」「どうすればうまくいくか考えたい」と、自ら深掘りしていこうとする力です。
テディスでは、子どもの好奇心に火がついた瞬間を見逃さず、それを探究心へと育てていく学びのプロセスを設計しています。
私たちが大切にしているのは、「好奇心の火を消さずに、探究の炎へと育てる」ことです。
なぜ今、探究心が育ちにくいのか?
現代の子どもたちは、社会や学校の中で「正解があること」「効率的であること」を求められる場面が多くなっています。失敗を避け、答えを早く知ることが評価される環境では、じっくり考えるよりも“すぐに検索”が当たり前になりがちです。
ですが、探究心を育てるには、「すぐにはわからない時間」や「うまくいかない体験」が必要です。失敗やモヤモヤに向き合い、それでも自分の力で進もうとする経験が、「自分で考える力」を伸ばします。
テディスが育てたい“探究の芽”
テディスでは、以下のようなステップを通して、子どもの好奇心を探究心へと育てています。
Feel度Walk(なんとなく気になるから始める)
テーマも目的も決めずに、自由に手を動かし、試してみる時間。ここで大切なのは「うまくやること」ではなく、「やってみたい」「気になる」感覚に素直になることです。
ロボットプログラミング(問いを深めて試行錯誤する)
ロボットプログラミングのクラスは、自分で問いを立て、仮説を立てたり、何度も試行錯誤したりするプロセス。子ども自身が「どうすれば?」と考え始めたとき、探究心は力強く育ちます。
私たちは、大人が教えすぎるのではなく、問いに寄り添い、過程をともに歩むことを大切にしています。
実例:探究心が育つ瞬間
ある日、ビー玉を転がすコースを作っていた男の子が、「もっと速く転がすにはどうしたらいい?」とつぶやきました。試行錯誤の末に角度や素材を工夫し、自分なりの“最速コース”を完成させたときの表情は、誇らしさと達成感に満ちていました。
別の子は、ロボットプログラミングで思い通りに動かずに苦戦。「何が原因だろう?」と悩みながらも自力で修正に挑戦し、動いた瞬間に満面の笑顔を見せてくれました。
このように、「うまくいかない→考える→試す→また考える」というサイクルを繰り返す中で、子どもたちは自分で考えることの面白さを実感していきます。

家庭でできる、好奇心・探究心の育て方
探究心は、特別な教材や環境がなくても、日常の中で育てることができます。
- 「なんでだろうね?」と問いを返してみる
- 「それ、おもしろそうだね!」と好奇心を肯定する
- 一緒にやってみる、調べてみる
- すぐに答えを教えず、考える時間を持たせる
大切なのは、答えよりもプロセスを楽しむ姿勢。失敗も、学びの一部として肯定していきましょう。
探究心は、これからの時代を生きる力
AIや変化の激しい社会において、必要とされるのは「正解を知っている人」ではなく、「問いを立て、自分で考え、行動できる人」です。
テディスでは、子どもたちが自分で考える力=探究心を育てるための学びを、日々実践しています。
もし、お子さんの「なんで?」を大切に育てたいと思ったら、ぜひ一度テディスを見に来てください。
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