ロボットで育つプログラミング的思考

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小学生が身につけたい「プログラミング的思考」とは?

文部科学省も注力している「プログラミング的思考」は、現代の子どもたちにとって必要不可欠な力の一つです。これは単にコードを書く力ではなく、課題を論理的に捉え、順序立てて解決に導くための「考える力」を意味します。

ロボットを使った学習では、「問題を分析する→命令を考える→テストして改善する」という一連の思考サイクルを自然と体験できます。こうしたプロセスを重ねることで、子どもたちは「正解を覚える」のではなく、「考えて解決する」力を育てていくのです。

プログラミング的思考を育てる練習方法

初心者の子どもたちにとって、いきなり難しいコードを書くのはハードルが高いもの。以下のような段階的なアプローチが効果的です。

  • 簡単な課題から始める:例)前に進む、曲がるなどシンプルな動作
  • 問題を分解して考える:複雑な動きを細かく分けて順番に組み立てる
  • デバッグの習慣をつける:うまく動かないときの原因を探り、改善する

このような学びの中で「論理的思考力」「注意深さ」「失敗を恐れないマインド」も育っていきます。

ロボット教材の選び方と、テディスで使用している教材

現在、多くのプログラミング教室ではロボット教材が導入されています。その中でも、レゴ社製のロボット教材は、ハードとソフトの両面から深く学べる完成度の高い教材として高評価を得ています。

テディスでも、レゴ® エデュケーションの教材を導入しています。自分で組み立てたロボットにプログラムを書き込み、思い通りに動かす体験は、子どもたちの興味を強く引きつけます。さらに、トライ&エラーを通して「思考の流れ」を身につけられるのも特長です。

教材選びでは、「楽しめること」「段階的にステップアップできること」「実際に動かせること」の3つがポイントです。

実際のロボット学習の様子と子どもたちの変化

テディスでは、初めてロボットに触れる子どもたちも、すぐにその魅力に夢中になります。動きが思い通りにいかない時の「なぜ?」という疑問から、何度もトライ&エラーを繰り返し、成功した時の喜びが次の学びへの原動力になります。

とくに小学校高学年になると、「条件分岐」「繰り返し処理」など、より高度なプログラミングにも挑戦できるようになります。その過程で得られる「やり抜く力」や「自己効力感」は、将来にわたって子どもたちの成長を支える力となるでしょう。


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