
教育書籍「科学が教える、子育て成功への道」

子どもの「考える力」や「やり抜く力」を育てたい。そう思っても、何をどうすればいいのか迷う保護者の方も多いのではないでしょうか?
私もそんな一人でした。
今回は、そんな悩みにヒントをくれた一冊、『科学が教える、子育て成功への道』をご紹介しながら、ロボット教室・STEM教室「テディス」の学びが、科学的にも有効であることを改めて実感したことを綴ってみたいと思います。
目次
「学力」だけでは足りない? 21世紀の子育てに必要なスキル「6Cs」
本書で語られているキーワードは、21世紀における“成功”に必要な6つのスキル「6Cs」。
- Collaboration(協働)
- Communication(意思疎通)
- Content(知識)
- Critical Thinking(批判的思考)
- Creative Innovation(創造的革新)
- Confidence(自信)
印象的だったのは、「学力=成功」という従来の考え方を見直し、「知識」もあくまで一部であり、これらのスキルが統合的に働くことこそが本当の力だということです。
特に第4章では、ハードスキル(知識・技術)とソフトスキル(思考・人間性)のバランスの重要性が語られており、子どもを一方向に偏らせる危うさにハッとさせられました。
テディスの授業に息づく「6Cs」
本を読みながら、テディスの授業と重なる部分がいくつもあることに気づきました。
- コラボレーション&コミュニケーション
クラス内でのアイデア共有、制作中の協働作業、発表などを通して自然と身につけています。 - コンテンツ(知識)
知識の詰め込みではなく、「やってみる→気づく→調べる→改善する」プロセスの中で、学びが定着していきます。 - クリティカルシンキング
うまくいかない時こそ、仮説を立てて検証する「科学的思考」の出番。まさにテディスの本質的な学びです。 - クリエイティブイノベーション
習ったメカニズムを活用して「身近な困りごとを解決する装置」をつくるような授業は、まさにこのスキルを育てるもの。 - コンフィデンス(自信)
簡単に成功しないからこそ、試行錯誤の先に「やれた!」という実感が得られる。それが子どもにとっての“本物の自信”につながります。
親として、子どもにできることは?
本を読んで、改めて思いました。
子どもが「成功する力」を育むには、失敗を恐れずチャレンジする環境と、粘り強く試す時間が必要です。
親としては、すぐに結果を求めないこと、できない時間を見守ることが大切なのかもしれません。
テディスでは、そうしたプロセスを重視した授業を展開しています。
「遊び」と「学び」の境界をなくしながら、自然と6Csを身につけられる環境づくりを、これからも工夫していきたいと思います。
【おわりに】STEM・プログラミング教育をお探しの方へ
「プログラミングが学べる教室は多いけれど、どこが良いのか分からない」
「遊び感覚で終わらず、子どもの成長に本当に役立つ内容を探している」
そんな保護者の方にこそ、テディスのSTEM教育を知っていただきたいと思っています。
体験授業も随時受付中です。お気軽にご参加ください!
